Propreは、応用地質株式会社、株式会社パスコが提供するリスク情報プラットフォーム「OPx」の参加に合意しました。Propreが持つ不動産市場特性を、用地選定のためのレポートに提供します。
応用地質とパスコが提供中のリスク情報サービスに、Propreが持つ不動産市場に関連する情報を追加することで、リスク情報プラットフォームの更なる活用と不動産市場に関連した新サービスの創出およびデータ提供に貢献していきます。
OPxの用地選定のためのレポートは、不動産、保険、物流、小売業など、土地に関わるさまざまな業種のお客様に対して、自然災害や地盤、土壌汚染などのリスク情報を提供するほか、当該地域における人口分布や地形、商業環境、交通環境、社会基盤などの立地特性情報をオンデマンドで提供し、事業リスクの把握から新規事業のマーケティングまでをワンストップでサポートするサービスです。
今後、「市場の特性」に関連するコンテンツとして、Propreが提供する「不動産流通量の推移」、「不動産(マンション)価格の推移(いずれも過去6か月間)」が追加されることで、利用者は対象地の事業リスクから市場動向の情報まで、用地選定に際して必要な情報を一度に取得することができるようになります。
① 不動産市場価格と災害リスクとの関連を示す共通指標、地図データの共同開発
今後、不動産市場価格と災害リスクとの関連を示す共通指標を共同開発し、災害リスクの回避やリスク評価に役立つ指標の提供を進めていく予定です。
また、Propreが収集しクレンジングした不動産関連データを地図上で可視化することで、マーケティングで活用可能な情報提供を目指します。例えば、富裕層が多く住むマンションのロケーション情報と、応用地質、パスコが提供する保育園・病院などの生活便利施設情報などのデータを地図上で可視化し、地域分析が可能なサービス提供などを検討していきます。
② PropreとOPxの相互連携による展開
Propre、応用地質、パスコの3社は今後、Propreが日本国内の不動産、金融市場向けに展開する不動産情報提供サービスにOPxのリスク情報プラットフォームデータを活用し、またOPxが展開する各種ソリューションにPropreの不動産データを活用するといった、相互のデータを活用したサービス展開を進めていきます。さらに、PropreがASEAN諸国に提供している日本の不動産情報においても、OPxのデータやノウハウを活かしたリスク情報提供サービスの展開も検討していきます。